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自家製酵母の黒ゴマベーグル。 決してのんびり・・・ではないけれど、 パンを焼く余裕があったのも先週金曜日まで。 まさかまさかの日々のスタートでした。 先週の金曜日、お休みだった主人とお昼にベーグルランチ。 自家製酵母の黒ゴマベーグル、 もっちりで美味しかっです。 粉は、訳アリで頂いた春よ恋で・・・^m^ この日の夜中、娘が腹痛を訴えました。 翌日、嘔吐。 吐き気と腹痛も続いていました。 日曜日の朝になって当番医の内科を受診し、 点滴と血液検査をしてもらいました。 その後、総合病院の外科に紹介状を書いてもらい移動。 虫垂炎でした。盲腸です。 即入院、そして緊急手術となりました。 病院にはそのまま主人が付き添い、 私と息子は自宅にて待機。 詳細が分かり次第病院へ・・・と思っていたら、 「もう手術室へ入った」と電話がありました。 え?? せめて、私が行ってからからかと思っていたのでビックリ。 入院と聞いて不安で泣いていたという娘。 しかも手術だなんて、どんなに不安だっただろう。 そう思うと、私の方がおろおろしてしまいました。 せめて、手術前にしっかり手を握ってあげたかった。>< 私と息子が病院に着いた時、 娘は手術が終わって病室に戻ってきていました。 またぼんやりでしたが、 麻酔からも覚醒していた状態。 私の顔を見て「お母さん、来てくれた・・・」 と小さな声で、それでも嬉しそうに言いました。 酸素マスクに点滴やら色々を繋がれた娘。 そんな娘の姿を目にしたら、もう涙が止まりませんでした。 「よく頑張ったね」それだけ言うのがやっと。 頭を撫でて、手をしっかり握りました。 「Kは?」弟のことを気にしていた娘。 息子の顔を見て、安心したようにちょっと笑いました。 こんな小さな細い体で、よく頑張ったね。 手術をしてもらおうと決めてから、 気になったのは娘の精神面でした。 でも、私が居ない所でちゃんと乗り切った娘。 そんな娘がとても立派に見えました。 たかが盲腸、されど盲腸。 手術なんてしたことのない私にとっては、 どんな小さな手術でも手術は手術。 怖いもんは怖い!! それを頑張った娘はエライ!! 手術当日の夜、痛いと泣かれるだろうと覚悟していたのですが、 一晩ぐっすり眠ってくれた娘。 座薬を入れることも無く過ごせました。 翌朝は、尿管が痛くて嫌だと泣かれましたが、 「頑張って歩いてトイレに行く!」と看護師さんと約束。 娘の粘り勝ちで外して頂きました。^^; 娘は、手術前と何も変わらず歩けるつもりでいたようですが、 さすがにそんな訳には行きません。 立ち上がって「痛い・・・」と 手術の傷が痛むことにショックを受けていました。 それでも、自分でしっかり歩いてトイレへ。 次にトイレへ行く時には、私の支えもなしで一人で。 点滴台を押しながら歩くのが結構気に入ったらしく、 ひとりで院内をうろうろ歩いたりもしていました。 さすが、若いと回復力が早いね~と 看護師さん達も驚いていたくらい。 「エライね!頑張ってるね!!」 看護師さんからそう声を掛けてもらえることも 嬉しかったようです。^^ 私が入院の準備をしていた時のことです。 息子が「しまくん持って行ってあげたら?」と言いました。 しまじろうのぬいぐるみは、娘の大切なおともだち。 最近は部屋の片隅に・・・という感じはありますが、 小さい頃は、しまくんがいないと眠れない子でした。 どこへ行くのも一緒だったしまくん。 こんな時は、そばに居たらちょっと心が落ち着くかもしれない。 息子の言葉にそんなことを思い、 荷物の中に入れたのでした。 そして、ほらこの通り♪ 院内散策にはお供してもらっています。 熱が下がっていないものの、本人は元気。 本を読んだりTVを見たり・・・ このテレビ、カードを購入して見るのですが、 そのことを説明してからの娘の行動に驚きました。 段々減ってくる数字を見て、節約に励みだしたのです。 CMになったらスイッチOFF!! 時計を見て、頃合いを見計らってまたON!! この主婦顔負けの節約っぷりには、 看護師さんや主人とも大爆笑でした。 いやぁ~、スゴイねアナタ・・・ 先日は、主人の母がお見舞いに来てくれました。 娘が喜ぶ本を持って。^^ おばあちゃんに甘える娘。 あーんと食べさせてもらっていました。^m^ 今週いっぱい、休みを取ってくれた主人。 息子もいるので、私一人では対応しきれないのです。 手術当日は私が付き添いましたが、 翌日から夜病院に付き添うのは主人。 私が居られるのは限られた時間なので、娘は甘えっぱなしです。 でも、こんな時ぐらいは・・・と、 しっかり甘えさせてやろうと思います。 辛い思いをした後、少しぐらいイイコトがないとね。^^ ただ、ココの病院が結構遠い・・・ 本来、この免許取りたての私が毎日通う所ではありません!! 片側3車線の道をひとりで運転するなんて、 もっともっと先のことだと思っていましたから。 息子を乗せて運転する時なんて、本当に緊張します。 1時間かけて帰宅した後は、ドッと疲れます。^^; が、その息子は横で本を読んだり、ガーガー寝ていたり。 母の運転に不安はないようです。 娘の入院のお陰で、 母の運転はかなり鍛えられております。(笑) 娘が手術をした日曜日は、 なんと主人の35回目の誕生日でした。 朝から激しい雨が降っていたあの日。 まさに、一生忘れられない誕生日となりました。 手術が終わってから、お父さんの誕生日を気にしていた娘。 「お父さんのお祝いが出来なかった」 そう言って涙を流した娘。 でもね、お父さんにとっては あなたの頑張りが何より大きなプレゼントだったのよ。 体調が悪かったのに、朝起きて一番におめでとうを言ったのも娘でした。 「Yがこんなんなったから、お母さんもピアノの練習できないね」 24日の私のコンサートのことも気にしてくれていたようです。 手術が終わったばかりの娘にこんな心配をさせてしまって・・・ ごめんね。そんなことは気にしなくて大丈夫よ。 娘をギュッと抱きしめると、涙があふれ出ました。 一日も早く、家に帰ろうね。
by satomi_yk11
| 2009-05-22 10:05
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