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2年7ヶ月。
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いろんなことがありました。











10月21日、午前0時32分。
義父が他界しました。

享年57歳でした。





心肺停止状態で病院に搬送されてから2年7ヶ月ちょうど。
長かったような、短かったような・・・


この2年7ヶ月の間、書き尽くせないほど色んなことがありました。
家族みんなにとって、大きな大きな2年7ヶ月でした。

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病院で闘病する義父と、義父を支える義母。
その義母をみんなで支えてきました。

主人、義弟、義妹の3人のキョウダイ。
そしてその家族。
みんなで支えあった2年7ヶ月でした。


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家族の絆、人と人とのつながりを大切にする心

それがいかに大切なものかということを改めて気づかせてくれた
これは、父からの最後のそして最高のプレゼントでした


喪主として挨拶した主人の言葉でした。
家族みんなが心の中で大きく頷き、
この2年7ヶ月の出来事を色々と思い出していました。



そして、この期間というのは、またもうひとつ大きな意味がありました。

生きるということ、死ぬということ。
どう生きるか、どう死ぬか。

そんなことを自問自答するきっかけも与えてくれました。

義父の死を受け入れる心の準備期間でもありました。
それは、家族みんなに言えたことだと思います。
遺された私たちの皆が、この時間に救われたのかもしれません。




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もう、8年近く前のことです。

娘が産まれてすぐ、義父と義母が娘の顔を見にきてくれました。

娘の顔を見るより先に、私の傍に来てくれた義父。
私の頭にポンと手を置いて
「大役お疲れさま。よく頑張ったね。体は大丈夫か?」
そう言ってくれました。
出産直後で少し不安定だった私の心を
スーッと穏やかに鎮めてくれたひとことでした。


義父は、そういう気遣いの出来る優しい人でした。
義父のそんなところを受け継いだ主人。
あの時、「あぁ、この人のお父さんやなぁ」と思ったのを覚えています。


その後、義母と一緒に娘を抱いてくれた義父。
とっても嬉しそうな優しい笑顔でした。



そして、その時に撮った写真が遺影となりました。

8年近くの間、ずっと忘れることのなかった義父の優しさ。

久しぶりにあの時の写真を見て、
私の頭に置かれた義父の手のぬくもりまで思い出した気がしました。



おとうさん、ありがとう。




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心配した子ども達のこと。
特に、感受性の強い娘のこと。

話をした時も、お通夜やお葬式の時、斎場でも・・・
大きな声で泣いて大粒の涙をこぼした娘。
おじいちゃんの死を受け入れてくれるかどうか、心配でした。

でも、今のところ大丈夫な様子。
おじいちゃんは、ずっと心の中に居てくれて
ずっとみんなを見守っていてくれると、
そんな話をしたら落ち着きました。


主人の実家から、義父の形見としてめがねを借りてきました。
娘と息子、朝も夜もそのめがねに手を合わせ、
空を見ておじいちゃんに話しかけ・・・

ふたりとも、今までよりおじいちゃんを近くに感じているのかもしれません。



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おじいちゃん、おはよう。
おじいちゃん、行ってきます。

おじいちゃん、ただいま。
おじいちゃん、おやすみなさい。


自然とそう手を合わせる子ども達を
見習わなければいけません。



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2年7ヶ月という期間が、苦ではなかったという義母。

「みんながしっかり支えてくれたから・・・
そして、やっぱりお父さんのこと好きだったんだと思うっちゃね。」

そう言って笑った義母の顔が印象的でした。


脳死と言われてから奇跡的に意識を取り戻し、
一時は自分でごはんを食べられるまでになった義父。
それでも、主人をはじめとするキョウダイのことは、はっきりとは分からず・・・
私や孫である子ども達のことは、全く分かりませんでした。
分かるのは、義母のことだけ。

義父と義母の絆
夫婦の絆

凄いものだなぁと思いました。
私たちは、そんな夫婦になれるかしらね。



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寂しくなったけれど、大丈夫。
キョウダイみんな力を合わせて、
義母を支えていきたいと思っています。
それがしっかり出来る家族だと知っているので、
何も心配はしていません。



私たちの生活も、日常を取り戻しつつあります。

また、変わらぬ日々を過ごせるしあわせを感じながら、
まいにちを一生懸命生きていきたいと思います。



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このコスモスのお花畑は、義父が入院していた病院のすぐ横にあったもの。
最後のお見舞いに行ったときに撮った写真たちです。
盛りは過ぎていたものの、心惹かれて撮ったコスモスたち。
この場所に行くことは、もうないかもしれません。
撮っておいて良かった・・・

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by satomi_yk11 | 2009-10-27 08:27
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