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【おわかれ。】
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いろんなことがあった10月。

綴っておきたいことをたくさん溜めこんだままですが、
今日は最近のことをひとつ。










11月2日、私の祖父が他界しました。

享年91歳でした。




前触れもなく…というわけではなかったので、
近いうちにこの日が来るかもという思いはありました。

でも、やっぱり寂しいものですね。







大正生まれの祖父は、昭和の最初から最後まで、そして平成の24年間・・・
ものすごい時代を生き抜いてきました。

91年っていったいどれほどの年月なのか。
私には想像もつきません。

祖父の91年は、様々な時代を生き抜いた、まさに激動の人生だったと思います。




晩年はたくさんの病気を抱えていました。
祖父を見ていて、年をとるということは楽なことじゃないなぁと思わされました。
頑固で負けん気の強かった祖父は、自分の老いを認めることも下手でした。
それゆえに、とても苦しかったことと思います。

人生って、苦しみの方が多いのかも。
自分の体が死に向かっていっていることを突き付けられた時、
人はどんな気持ちになるんだろう。

いろんなことを考えさせられました。





おじいちゃん、長い間お疲れさまでした。
今は、そんな気持ちです。






今、こうしてまいにちを変わりなく過ごすことができていますが、
これはずっと永遠に続くことではありません。

いつか、私にも誰にも死は訪れる。
当たり前のことであり、誰もが知っているはずことなのですが、
意識して日々を過ごすことはなかなかできません。





晩年の祖父を見ていて、人は生かされているのだということを感じました。
命の続く限り、どう生きるか。
そして、その先にある死をどう迎えるのか。

何だか哲学的な話になってきましたが、そんなこともたくさん考えました。






おじいちゃんの為に祖父母の部屋を改装していた実家。
その改装が終わったその日、祖父は息を引き取りました。

広くなったこの部屋に、一度帰ってこさせてあげたかった。
祖母はそう言って涙ぐみました。

本当にね。
残念でした。

部屋が広くなった分、おばあちゃんの寂しさが増してしまうかな・・・

でも、おじいちゃんの分もしっかり満喫してね。






お通夜や葬儀には、たくさんの方が来てくださいました。
高齢の祖父と直接縁のあった方というよりは、
遺族にとって縁のある方がたくさん来てくださったように思います。

祖父とは直接のかかわりがなくてでも、
私たちの寂しさに心を寄せて参列してくださったことは、
本当にありがたいことだと思いました。

こうしてたくさんの方に支えられて生きているんだということですね。




そんなことに気付かせてくれたのは、祖父のおかげです。
大阪から駆けつけてくれた大好きな伯父夫婦とも会うことができました。


祖父の9人の孫は私のイトコたち。
祖父の8人のひ孫は、子ども達のハトコ。

こんなにみんなが揃って言葉を交わすこと、普通はないものね。
おじいちゃんからの最後のプレゼントかな。



みんながしっかりお見送りができたのも、
こういう風に考えられるのも、
91歳という大往生だったからこそ。

おじいちゃん、ありがとね。



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by satomi_yk11 | 2012-11-11 01:48
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